13人目の探偵士/山口雅也


13人目の探偵士 (講談社文庫)
講談社
山口 雅也

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奇妙な童謡を模して、探偵ばかり狙う殺人鬼・猫(キャット)
残忍かつ狡猾な見立て殺人は、13人目の犠牲者に向け
研ぎ澄まされていった。
密室で発見された探偵皇(たんていこう)の死体、
血文字の伝言(ダイイング・メッセージ)と記憶喪失の男、
そして消えた凶器。
探偵が支配する探偵だらけのパラレル世界で
様々な謎が煌き、可能性が揺らめく。ミステリの真髄!
(裏表紙より)
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元はゲームブックを長篇に仕立てた直した作品らしく
更に、シリーズの一冊だそうだ・・・

舞台は英国とはちょっと違うところがある
「パラレル英国」

うさんくさい人々が警察官として大量に採用された結果、
警察機構の権威は地に落ち、それに代わって民間の
私立探偵が犯罪捜査の実権を握ることになっている。
「名探偵」たちが〈探偵士〉という称号を持ち、
事件発生後72時間は警察に先立って捜査権を持つという
権限が与えられている。

探偵たちの聖典『緋色の研究』が公にされて100周年の
1987年、〈探偵士百年祭〉を控えたロンドンで
殺人鬼・猫(キャット)により、マザー・グースに似せた
数え歌通りに探偵士ばかりが次々と殺される事件が発生。

〈探偵士〉の頂点に立つ〈探偵皇〉クリストファー・
ブラウニング卿までもが12人目の犠牲者となり
密室状態の自室で殺されていた。

その密室で死体とともに発見されたのが「私」である。
凶器は現場から消え失せていて、しかも
「私」は記憶喪失で何も思い出せない。

そこに踏み込んで来たのは七色の鶏冠頭と
3色の髪の二人組みのパンクな刑事。
「私」は殺人犯にされてしまう?絶対絶命!

何とか隙を見て逃げ出した「私」は
ラッキーな事に「探偵士会館」の中にいたので
数人いる探偵から1人選んで捜査依頼をすれば
72時間は無事でいられる。

ってことで、ここで第一の選択をする。
密室が専門のブル博士、麻薬関係に強いタフガイのバーロウ、
ダイイングメッセージを得意とするミス・ルイス
それぞれ得意分野がはっきり分かれているので
捜査のやり方が全く違っているのが面白い。
そして捜査中にも「私」は幾つかの選択をする。

さて、殺人鬼・猫の正体は?
そして「私」は何者なのか?
更に、事件の真相は?

読み方は自由である。
それぞれの探偵の捜査と、解決編。
それぞれに共通な「不快な出来事」と
真実が語られる「発端」
この物語は「解決」から始まり「発端」で終わる。

( ̄へ ̄|||) ウーム なんだかなぁ~
真相にはなるほどぉ~と唸ったけど、
どうも解説が長くて好みじゃない。

海外の推理小説を読んでる人なら楽しいのかな?
色んな探偵の名前が出てきます。
ポアロやマープルの名前も出てきますし
日本からはエドガー・ランポまで(○ ̄m ̄)
それでもやはりゲームブックは好きじゃない。

★★★


キャットザリバー 13人目の探偵
トンキンハウス(東京書籍)
1997-07-17

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きもかわいい(笑)・ ...
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