迷路館の殺人/綾辻行人


迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
講談社
綾辻 行人

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奇怪な迷路の館に集合した4人の作家が、館を舞台にした推理小説の
競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!
完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。
逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は?
気鋭が異色の構成で挑む野心的な長編本格ミステリー。
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これは全部読もうと決めていたシリーズではあるんだけど
順番がハチャメチャだったりする。
初読みは第4弾の異色作「人形館の殺人」
印象が良くなかったんだけど、恵さんがね
1作目から読めば4作目は有りだという
で、第1弾の十角館の殺人を読んで
エエエエェェェェェ ヽ(゚Д゚;)ノ゛ェェェェエエエエとそりゃ驚いた。
で、これは全部読むと決めたんですよね。

で2弾を積んでいたんだけど、その前にテーマ読みが来てしまい
しかも、迷宮だけど迷路もアリとのお許しが出た♪
しかも本作でOKが出ていたので即購入したんですよね(○ ̄m ̄)
しかし、やはり2弾を先に読んでおけばよかった。
前の事件にちょっと触れるんですよねぇ~
全く知らないよりは、知っていた方が得ですよね
なので、本シリーズを読む場合には、順番に読むことをお勧めします。
アタシは、これ読んだ後に、第2弾読むんだからぁ~
4・1・3・2の順番で読んでしまう悲劇ったら(ノ◇≦。)
前置き長い?(^◇^;)

いやぁ~やられましたよぉ~
いつもやられてるけど(○ ̄m ̄)
本作は作中作中作っていう感じ?
迷路館の殺人(本書)の中に出版された「迷路館の殺人」という
本が登場して、しかもプロローグ&エピローグ付き。
実際にあった迷路館での殺人事件を本にしたということで
その内容が書かれている。
もちろん本書にもプロローグ&エピローグはある。

大御所の老人作家が引退を宣言して田舎に引っ込んだ。
その田舎の屋敷が、かの中村青司設計の館だった。
大御所作家は自分の誕生日に、8人を招待した。
作家4人と、編集者と奥様、評論家、そして島田潔。
驚かすのが好きな大御所作家は、プレゼントを用意していた、
作家の4人に日付を切って作品を書かせ、残りの4人に
判定をしてもらい、一番優秀な作品の著者に莫大な遺産を譲るという。

タイトル通り、館には迷路がある。しかも地下。出入り口は1箇所。
迷わないように平面図のコピーは全員が持っているものの
競作の条件は決して外に出ないことである。
むろん閉ざされております。
そして、競作をスタートした直後に惨たらしい殺人事件が!
更に連続して起こる殺人。
犯人は誰だ?動機は??


珍しく、最初からこいつが犯人だろうという目星はついていた。
そしてココが怪しいというのも珍しくわかった。
細かいところまではわからなかったけど・・・(^◇^;)
あまり詳しく書くとネタバレになるから書けないけど
普通に考えてアタシが最初から推理できるはずがないのよぉ
最初から誘導されてただけじゃないのぉ~

しかも、本文のエピローグの方で
エエエエェェェェェ ヽ(゚Д゚;)ノ゛ェェェェエエエエ
と驚いてしまったわけで・・・
でも、これってアリ?と思ったりもしたんだけど
本を出版した意図がわかったら、これはアリとするしかない。
恐るべし鹿谷門実!
大好きです(○ ̄m ̄)

ちなみに、本書は新装改訂版なので出版が1990年になってますが
初版は1988年。パソコンも携帯も出てきません。
ワープロです(^◇^;)
思わず懐かしいと思ったのが、ワープロの文豪とオアシス
この二つの機種の違いとかが出てくるんですよぉ~

作中の作家達に渡されたのが「文豪」
一人の作家がオアシスユーザーだったので使い難いと
不満を漏らしているシーンがあるんだけどね
使ったことのある人ならわかるネタになっております。
っていうか、そういう小物使いが時代を感じさせます(^◇^;)

★★★★

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