探偵・日暮旅人の探し物/山口 幸三郎


探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫)
アスキーメディアワークス
2010-09-25
山口 幸三郎

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発行年月:2010年09月
サ イ ズ:287P 15cm

保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・
百代灯衣を自宅まで送り届ける。
灯衣の自宅は治安の悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る
灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。
澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。
名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子は
たびたび事務所を訪れ、旅人が持つ能力を知ることになる。
音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。
旅人は、目に見えないモノを“視る”ことで
探し物をしているというのだが―。
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テーマ読み第4弾は、探偵・日暮旅人。
椅子の声、探し物はなんですか?景色の神秘、地中の詩
4編の日常系ミステリの短編集だと思ってました。
1話の椅子の声を読んで、掴みはOK!
久しぶりのいい話に感動したぞ!

日暮旅人は視覚以外の五感を失っている。
しかし失われた五感を全て視覚で補う事が出来る。
匂いも味も温度も痛みも視る事ができるのだ。
「僕の目は『愛』を見つけ出すことだってできるのに」
そうなんです!旅人は目に見えないものを視る事で
特別な想いを探す探偵なんです。

1話では、旅人の能力の説明をするためのお話って感じ。
殺人事件もなければ、アクションもない。

2話目からは、保育士の陽子先生が登場。
保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅に送り届ける事に
なってしまった陽子だが、自宅のある場所というのが
治安の悪い繁華街のど真ん中。
子供を育てる環境ではなかろぉ~
いや・・・子供にしては、シッカリしすぎている。
しかも、その父親が日暮旅人。苗字が違うし!
保育園に迎えに来るのは、旅人の代理人である
チンピラ風の金髪男。
異常なくらいに優しい探偵なのに、その瞳は哀しい。

2話目は、陽子先生の探し物のお話。
そして、それ以降も陽子先生が絡んできます。
読んでいくうちに、さりげなく伏線が存在してる事に気付く。
もしかして・・・と思って読み続けていくと
その期待は別の意味で裏切られる。

最後の数ページで、(  ° ▽ ° ;) エッ?と思う。
いきなり刑事がやってくる。
しかも旅人ったら、ちょっと黒い?
どういうこと?
旅人の過去には何があったの?
これは想像できるとしても、娘と苗字が違う理由は?
っていうか、何をしようとしてるの??
ぬおぉぉぉぉ~気になるぅぅぅ~(((p(>◇<)q)))
知りたければ次巻を読めってか?

読むわよ!
シリーズものを抱えないようにしていた当初の目標は
こういうのでアッサリ砕け散るのよねぇ~(^◇^;)
ってことで、これは好きです!
あくまでも好みの問題ですけどね。
でも、これってミステリになってるのかなぁ~
どうなんだろう・・・(-。-;)

★★★★

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