愚者のエンドロール/米澤穂信


愚者のエンドロール (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
米澤 穂信

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発行年月:2002年08月
サ イ ズ:254P 15cm

「折木さん、わたしとても気になります」
文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て
千反田えるが呟いた。
その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で
少年が腕を切り落とされ死んでいた。
誰が彼を殺したのか?その方法は?
だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。
続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に
結末探しに乗り出した!
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。
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古典部シリーズの第2弾。
「やらなくていいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に」
そんな省エネ主義の折木奉太郎
あぁ~久しぶりだわぁ~(^◇^;)

高校1年目の夏休み終盤。
学園祭にクラブとは別にクラス参加として自主制作映画を作成している
二年F組の生徒から相談が持ち込まれた。
脚本を担当している子が、追い詰められた事による心労で
倒れてしまい、撮影が途中でストップしているらしい。
映画内容はミステリーということで、古典部に持ち込まれた依頼は
途中でストップした内容から、F組の先輩達の推理を聞いて
それが結末に値するかを見極めてほしいというもの。
ビデオ映画を鑑賞した後、3人の先輩の推理を聞くのだが・・・

いやはや・・・
日常の謎系とはいえ、撮影が中途半端なビデオ映画から
先輩達の考える結末の中で、どれが脚本担当者の意図した
結末なのかを推理する・・・
推理のできないmokkoとしては、映像内容から
掲げられた推理に、ただ感心するだけだったのですが
それだけで終わるはずもなく、やはりホータローが
活躍する場も用意されている。
が!そこでも終わらない。

ホータローVS残りの古典部ってな展開になって
更に真相が語られるんだけど、今回は予想外のてんこ盛りというか
ミステリの知識がなければ振り回されて終わりって感じ?
為になったというのでしょうか?
ホームズやドイルやクリスティーのお勉強になりました(^◇^;)

1つだけ気付いたのは、エルがホータローに意義を唱えた理由が
クリスティの「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」的な
事を言っていたのだけはわかった(^◇^;)
読んではいないけど、別の作品を読む為に、テレビで映画を
観ていたのがラッキーだった。
後はmokko的には難しかったけど、色んな意味で面白かったです。

★★★+

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