探偵・日暮旅人の贈り物/山口幸三郎


探偵・日暮旅人の贈り物 (メディアワークス文庫)
アスキーメディアワークス
2011-10-25
山口 幸三郎

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発行年月:2011年10月
サ イ ズ:292P 15cm

目に見えないモノを“視る”能力を酷使し、倒れた旅人。
陽子と灯衣は夜通し看病するが、2人が目覚めた時、
旅人の姿は消えていた。
陽子たちが心配する中、旅人は感覚を失うきっかけとなった
刑事・白石に接触していた。
そんな時、白石の息子が誘拐される。
それを旅人の仕業だと踏んだ白石は、陽子を連れ去るという暴挙に出て!?
果たして探偵・日暮旅人は『愛』に触れることができるのか。
灯衣と母親の物語『愛の旅』を含む全4編を収録した、
感動のシリーズ完結巻
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シリーズ完結とはいえ、1章の完結篇だなぁ~
2章がスタートしてるから・・・(^◇^;)

旅人が復讐に向けて進みだした。
しかし目を酷使して倒れた時、ユキジは熊谷に狙われた男を
探していて連絡が取れない。
意識が戻った旅人は自室に入るのだが、その部屋は
誰も入る事を許されない部屋だった。
そんなルールをあっさり破ってくれるのが陽子先生!
あぁ~これぞ愛の叫び
しかし、目覚めた時、旅人の姿はなかった。

旅人を見張っていた白石は、背後から襲われる。
気付いた白石の前に現れた旅人。
その直後、白石の息子が誘拐される。
白石は旅人が犯人だと思って、逆に陽子先生を誘拐。
ところが誘拐犯は他にいて、陽子先生にも魔の手が!

旅人は18年前の真実を知ろうとしていた。
旅人の視覚以外を奪い、旅人の幸せをも奪った事件の真相を。
その場に白石がいたことを旅人は記憶に刻んでいる。
白石は18年前の事件を探られたくなかった。
しかし、息子の命がかかっているとなると
そうも言っていられない。

そんな危機的状況なのに、ユキジは増子刑事と一緒に
18年前の事件の関係者に話を聞きに行っていた。
ユキジも18年前の事件を調べていたからで
彼の兄が亡くなった事にも関係していた。

それぞれの口から語られる当時の状況。
増子刑事は、色々な話からある結論にたどり着く。
旅人は何をしようとしているのか・・・
全てを知る事を恐れ、身動きが取れないユキジ。

お前は傷つくのが怖いんだろうけど、旅人は
とっくの昔に、もっともっと傷ついているんだぞぉ~
(((p(>◇<)q)))ユキジのバカァ~~~

同時刻・・・白石の息子と陽子が危ない!
時間が無いってば!!o(>ロロ<)o

電車の中で読んでいて、ジタバタできないのが辛い。
早く!早くっ!と気ばかりが焦る。
そして・・・あぁ~(ノ◇≦。)
もう泣くしかない。あまりにもピュアな想いに
久しぶりに震えましたよ。
しかし、感動させておいて、サクっと終わってしまった。
(  ° ▽ ° ;) エッ?

良きに計らえ・・・そんな感じ?(^◇^;)
アレもなかった事にしちゃうわけぇ??
あそこまで盛り上げておいて?
そこら辺は2章に期待ってこと?
( ̄ヘ ̄;)ウーン
できるなら、もう少し後日談を丁寧に描いて欲しかったなぁ
まぁ~2章がスタートしてるなら、それもしかたないか・・・

そして、灯衣と母親の物語が始まるのだけど、
いきなり展開が変わるから混乱してしまった(^◇^;)
しかしこれもまた、何て哀しいお話なのでしょう。
子供は親を選べないとはいえ、悲惨すぎる。
これもまた、旅人と関わっていたりする。
子供・・・といっても当時は中学生くらいか?
だからこその残酷さ・・・
旅人の目は、それすらも見抜きます。

遊園地ではしゃぐ灯衣ちゃん。
灯衣ちゃんの行動を思うと泣けてきますってば。
別の意味での感動が待っておりました。
っていうか、泣くしかなかろう゚(゚´Д`゚)゚。うぇぇん

そして、旅人と、周りにいる主要人物達の関係を考えると
物凄く複雑なんですけど・・・(-。-;)
ネタバレしないように書くのって本当に難しい(-。-;)

★★★★

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