春期限定いちごタルト事件/米澤穂信


春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
東京創元社
米澤 穂信

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発行年月:2004年12月
サイズ:251P 15cm

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが
互恵関係にある高校一年生。
きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。
それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。
名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に
迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を
掴み取ることができるのか?
新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。
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小市民シリーズ第1弾。

古典部シリーズが面白かったので、同じくらいの時期に
購入して、積んでました。
実は、森博嗣氏の四季シリーズを読みたいのに
準備に時間がかかりそうだったので、別の四季を
読むのもいいかもぉ~という軽いノリで読み始めたんだけど
想像してたのと違ってましたぁ~

主人公の小鳩君と小山内さんは、カップルという関係ではなく
互恵関係にあるという。
互いに利益を与え合う・・・小市民である為に協力し合う。

何故小市民を目指すのか。
そこが引っかかってたんだけど、カバーイラストと
最初の方の軽い日常系の謎に、古典部シリーズっぽくて
2人はいつか恋愛関係になるのか?と想像していた。
しかしだ、小市民を目指すということは
小市民ではないってことなんだよね。

小鳩君の小市民を目指す理由は、早いうちにわかる。
小賢しい奴だったから、そこを反省しての小市民化。
なるほど、高校生らしく素直な目標だ。

なんて思いながら読み進めていた。
そして小山内さん。
小鳩君の後ろに隠れる内気で控えめな女生徒。
あぁ~隠れる背中があるっていいなぁ~
こういう関係っていいなぁ~とか思っていた。

当たり障りのない軽い話から始まって
少しずつ怪しくなっていく。小山内さんが!

そう簡単に性格なんて変えられないよねぇ~
っていうか怖いよ。
逆に過去に何があったんだ?ってことが
ものすごぉ~く気になる。
いや・・・何をやったんだって事が気になる。
この引っ張り方が上手い。
いちごタルトって・・・そういうことだったのねぇ~

狐と狼ね・・・
次はどんなことをしでかす?
っていうか、読んだけど(^◇^;)

★★★★

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