秋期限定栗きんとん事件 上下巻/米澤穂信


秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
東京創元社
米澤 穂信

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秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
東京創元社
米澤 穂信

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あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、
ぼくの幸せな高校生活は始まった。
学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。
お正月には揃って初詣。
ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」
みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。
―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで
謎解きを繰り広げてしまい…

ぼくは思わず苦笑する。
去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと
向き合っているような気がする。
ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、
連続放火事件かという違いはあるけれど…
ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく
連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。
小鳩君と小佐内さんの再会はいつ―。
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小市民シリーズ 第3弾

予想外のハプニングで先に下巻を読み始めてしまった。
しかたないとは言え、半分も読む羽目になった・・・
いや・・・自分が悪いんだけど・・・(-。-;)
結構凹みましたよ・・・|||(-_-;)||||||

で、なんか知らないけど、小鳩君にも小山内さんにも
別々に春が来てる?
なんでそんなことになってるんだ?
そして同時進行してるのが連続放火事件と新聞部。
下巻の半分を読みながら、上巻が気になって気になって(^◇^;)

だって、前作の「夏期限定?」で2人は決別したでしょ。
その続きが読めるもんだと思っていたのに、サクっと
付き合う人が出来てるんだものぉ~
しかも2人揃って・・・
小市民の皮を被った小鳩君は、小市民的な恋愛ごっこを満喫?
まぁ~頭の中では小さいながらも推理が展開されてましたが
この冷めっぷりは何だ?と気になった。

そして小山内さんは新聞部の瓜野君と付き合い始める。
自己中で自分に酔ってて、名前をあげたい上に、小山内さんに
いいところを見せたい為に暴走する瓜野。
彼の浅はかな考えや行動は、読んでいるこちらからすれば
滑稽以外のなにものでもない。かわいそうだけど(^◇^;)

で、順番を間違えたおかげで?普段は気付かない事に気付いた。
あ・・・こいつが犯人だ。根拠はない(^◇^;)が、当たった。
まぁ~それは置いといて
個人的謎を埋めるために、上巻から読み始める。
二人はどちらも唐突におつきあいを始めたのね。
なんか似たような事やってるなぁ~と思ってみたり。
互恵関係結んでいたくらいだから、合うんだよね。
上巻は軽い内容だったけど、連続放火と月報船戸の流れが
ようやくわかってきて安心。

そしてやはりチラホラ出てくる小山内さん。
犯人だとは思ってはいないけど、何故に絡んでいるかが謎。
そして小鳩君の変化。
頭の中で推理を組み立てていた彼が、情報操作を仕掛ける。
これは小山内さんの影響だよね・・・
読んでいてワクワクしました。

そしてやっと二人が対峙する。
クライマックスに向かうシーンの演出としては最高でしょ。

大どんでん返しとかの派手な演出はないけれど
今回の小鳩君は、ちょい黒だったけど見事に犯人をあぶり出し
小山内さんは・・・見事な黒さでした。
ある意味、さんざん盛り上げられて、叩き潰された彼が
一番の被害者だったよねぇ
あれは立ち直れないだろうなぁ~(^◇^;)

卒業まであと半年。
今度は何をやってくれるんだ?
っていうか、続きはいつ出るんだ??

★★★★

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