仔羊の巣/坂木司


仔羊の巣 (創元推理文庫)
東京創元社
坂木 司

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 仔羊の巣 (創元推理文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ページ数:318p
発売日:2006年06月

自称ひきこもりの友人、鳥井真一が風邪で寝こんでいたある日、
僕、坂木司は同僚から、同期の女性の様子がおかしいと相談を受ける。
慣れない探偵役をつとめた僕が導き出した解答は…。
また、木村栄三郎さんのもとで出会った男性と地下鉄の駅で
見掛けた少年の悩み、そして僕自身に降りかかる悪意の連続、
それらの真実を鳥井はどう解明するのか。
--------------------------
ひきこもり探偵シリーズ第2弾。

前作に続いて、引きこもりの鳥井と、鳥井を外の世界に
連れ出そうとしながらも、それを恐れるお人よしの坂木が
これまた問題を抱えている他人と出会うことで
小さな事件に巻き込まれ、謎を解決しながら1つまた
1つと繋がりが増えていくというお話。

器用なんだか不器用なんだかわからない。
鋭いのか鈍いのかもわからない。
坂木は鳥井をうまく飼いならし、鳥井は坂木信者である。
この特殊な繋がりで結ばれた二人が、どんな成長をみせるのか。

本当にこのシリーズは読みやすいから、すぐ読めちゃう。
感想が間に合わない(^◇^;)
今回も予想外のところでの繋がりが明らかになる。
人の縁って、面白いなぁ~

ただ、気になったのは巻末の有栖氏の解説。
鳥井が好きになれないらしい。
まぁ~普通に考えたら、どうなの?って性格だよね?
人当たりとか、目上の人に対しての態度とか・・・
ストーリーに気を取られて気付かなかった
っていうか、鳥井養護派になってたからねぇ~

終わらない関係というか、終わらないで欲しい関係というか
そういうことばっかり考えて読んでました。
だからと言って、鳥井を嫌いになるわけでもなく
有栖氏と同じようなことを思ってる人も
いるんだろうなぁ~と思ってみたり。
まぁ~そこは人それぞれなんだろうけど
3部作ということだから、どういう決着をつけるのか
楽しみに続きを読みます。

★★★★

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック