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Stanza ignota

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管理人のアキです。
毒を含んだ呟きとか読書の記録とか・・・
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四季 春・夏・秋・冬/森 博嗣

2017/04/23 20:02

四季 春 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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四季 夏 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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四季 秋 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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四季 冬 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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天才科学者・真賀田四季。
彼女は5歳になるまでに語学を、6歳には数学と物理をマスタ、
一流のエンジニアになった。
すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に
人々は魅了される。
あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、
彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の4部作、第1弾。

13歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、
MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。
青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、
叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。
彼女が望んだもの、望んだこととは?
孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第2弾。

妃真加島で再び起きた殺人事件。
その後、姿を消した四季を人は様々に噂した。
現場に居合わせた西之園萌絵は、不在の四季の存在を、
意識せずにはいられなかった……。
犀川助教授が読み解いたメッセージに導かれ、2人は今一度、
彼女との接触を試みる。
四季の知られざる一面を鮮やかに描く、感動の第3弾。

「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」
四季はそう言った。
生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、
新たな価値を与える彼女。
超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、
ある殺人事件を通して描く。
作者の1つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、
4部作完結編。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
四季が結構好きだから、かなり楽しみにしていた4部作。
これが読みたいがためにイライラしながらも
S&Mシリーズを読み続けたのだよ。
途中で断念したけど(^◇^;)
だって萌絵が嫌いなんだもの!

とりあえずはS&MとVシリーズの隙間を埋めるような物語でした。
色んなところで、そういうことかぁ〜と頷いたり
そういうことになってたのかぁ〜と驚いてみたり。

いやぁ〜天才って、孤独なんだなぁ〜
せめて同じような天才が近くにいたら
精神的にはもう少し楽だったのでは?と
思わずにいられない。
ただ、期待が大きすぎたもんだから
サクっと読めてしまえたのがちょっと残念。
秋には、萌絵が出てくるし・・・
もうとことん嫌いよ(-゛-メ)

私的に一番興奮したのが「冬」!
そもそもS&Mにミチルという名前が出てきた時点で
まさかとは思いながらも、心のどこかで期待していた。
そしてウォーカロン
これって、もしかして・・・
そして、やっぱり!!
これが興奮せずにいられますかぁ〜!

この続きは、萌絵が絡む限りもう読まない。
別の方に期待します( ̄▽ ̄)
第3弾が出てるみたいだしq(≧∇≦*)p ウキャッ
あれ?まだ文庫化されてないよね?
では森作品はしばらくお休みしましょ(^◇^;)

★★★★
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赤緑黒白/森 博嗣

2017/04/23 19:59

赤緑黒白 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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発売日:2005年11月
ページ数:594p

色鮮やかな塗装死体 美しく悽愴な連続殺人

鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。
死んでいた男は、赤井。
彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。
それを証明して欲しい」と保呂草に依頼する。
そして発生した第2の事件では、死者は緑色に塗られていた。
シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる傑作。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Vシリーズ完結編

.....( ̄ー ̄?).....ン??

「(ーヘー;)え〜と...

・・・(  ° ▽ ° ;) エッ?

・・・(-"-;)・・・・・Σ( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!

・・・・・(ノ_-;)ハア…

感想・・・書く気が失せた(-。-;)

いや・・・とりあえず書くけど・・・
内容は、あらすじの通りです。
人がペンキで塗られて殺される。
警察の捜査が始まるのと同時に、保呂草も依頼を受ける。
怪しい容疑者はいるものの、証拠がつかめない。
つかみどころのない宗教団体の代表が出てきて
接点らしきものが見え隠れ。

いつものごとく、紅子さんがサクっと解決してくれるんだけど
最後のドタバタが結構ドキドキしたりもしたんだけど
七夏のキレっぷりが激しくて驚いた。

でも、何が一番の衝撃だったかというと
アレでしょう。
ご祝儀袋の名前だな。

練ちゃんと紫子ちゃんが読めない漢字って・・・
その前後でわかってしまった。
たぶん、間違ってない・・・と思う。
これを衝撃と言わずに何という!

頭がよくて、いい子で草食系の男子は
頭がよい暴走肉食系女子の生贄になる運命なのね・・・
悲劇だ!あんまりだ!!
ますます嫌いになったわ!あの女!

捩れ屋敷・・・が他と時間軸が違うってこともわかった。
そりゃあ保呂草も驚くわねぇ・・・(ノ_-;)ハア…

とりあえずは、四季シリーズへの布石って感じで
終わったみたいだけど、練ちゃんと紫子ちゃんは
このままで放置ですか?
練ちゃんのお話をもっと知りたかったぁ〜
四季が好きだから、もう他はどうでもいいや(-。-;)
練ちゃんの話はどこかにないですかぁ〜〜??

★★★+
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朽ちる散る落ちる/森 博嗣

2017/04/23 19:56

朽ちる散る落ちる (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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ページ数:479p
発売日:2005年07月

土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。
絶対に出入り不可能な地下密室で
g妙な状態の死体が発見された。
一方、数学者・小田原の示唆により紅子は周防教授に会う。
彼は、地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が
殺されていたと語った。
空前の地下密室と前代未聞の宇宙密室の秘密を暴く
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Vシリーズ第9弾。
六人の超音波科学者には続きがあったぁ〜
そうだよね、そうだよねぇ〜
地下に降りるエレベーターがあるのに
そこを見ないで終わるわけないですよねぇ〜

この研究所の見取り図を見た時に、イメージしたのが
S&Mシリーズの「笑わない数学者」だった。
いや・・・単に建物の構造が円形ってだけなんだけどね(^◇^;)
だから結構大掛かりな仕掛けがあるんじゃないかと
勝手に妄想していたんだが、当たらずも遠からずって感じ?
貧相なイメージでスンマセン<(_ _)>

いつものように、いつの間にか土井超音波研究所の
地下の捜索に同行することになったメインキャラの面々。
一方、g妙な依頼を受ける保呂草と、周防教授を紹介される紅子。
有人衛星での殺人事件にテロリストまで出てきて
大掛かりな組織の陰謀すら見え隠れ。
そして地下での捜査では、これまたg妙な遺体が瓦礫と共に
発見されて、何がどうしてどうなったぁ〜??


何やらいきなりスケールがでかくなったというか
大丈夫か?と心配してしまったりもしたのだが
うまくまとめたというか、強引だけど筋は通るというか・・・
隠ぺいするのも、暴くのも、執念ですねぇ〜って感じ?

紅子さんのピンチには肝を冷やしたけど
れんちゃんがカッコよかった。
あの冷静さが好き(*´◇`*)
そして、へっ君のことで取り乱した紅子さんの
母性に、ますます惚れましたぁ〜

ただ、練ちゃんのことがもう少し知りたかったなぁ〜

★★★★
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捩れ屋敷の利鈍/森 博嗣

2017/04/23 19:55

捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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ページ数:267p
発売日:2005年03月

エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る“メビウスの帯”
構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。
密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣も消えた。
そして発見される第2の死体。
屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事件の真相に至る。
S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Vシリーズ第8弾

あらすじを読んでいなかった。
何も考えず、続きをバッグにしまい、朝の駅のホームで
登場人物のページを開いてギョッとした。

萌絵・・・だと???

何しに来たぁ〜〜!!ヽ(`Д´)ノ
まったく、朝から不愉快だわ(-゛-メ)

まぁ〜しょうがないから読んだけど・・・
早く四季を読みたいし・・・

エンジェル・マヌーヴァを見せてもらいに
熊野御堂家に赴いた保呂草。
この辺の経緯は、保呂草の得意分野でしょう(o^o^o)
そこにいたのが萌絵(-゛-メ)
保呂草の車を追い抜いていく赤いフェラーリという描写で
さらりと派手に登場するところからして嫌だわ
好きな人には申し訳ないけど、ジワジワと嫌いになっていく

S&Mと同じ時間軸の話だったのかぁ〜と思ったけど
何故か違和感が・・・
萌絵が普通に携帯使ってるよね?
Vシリーズでは携帯使ってないよね?
そもそもエンジェル・マヌーヴァの件は
そんな昔の話じゃないはずなのに、もう誰かの手に入って
展示までされてる?
おかしくないか????
更に、保呂草の語りも変だ。懐かしい?
時系列が違う??( ̄へ ̄|||) ウーム
まぁいいか・・・(-。-;)

“メビウスの帯”と名付けられた巨大なオブジェ式の捩れ屋敷。
完全密室のはずの部屋?の1つで死体が発見され
エンジェル・マヌーヴァも消えていた。
柱を通して宝剣と一体で鎖で繋がれていたはずなのに・・・
犯人は宝剣の価値のわからない奴だった?
更に、近くにある熊野御堂氏の仕事場にも遺体が!
萌絵は保呂草を疑うが・・・


相変わらず何様のつもりか、事件となると
しゃしゃり出てきて探偵気取り。
最後は犀川先生にヒントをもらうのはいつものことだけど
思いついたことに囚われて今回も暴走。
それがむかつくのよ!ヽ(# `Д´)ノムキー!!
国枝先生にも注意されてるのに聞く耳持ちやしない(`・д・´)
あろうことか保呂草を疑う始末。
最後の最後までむかついて終わったわ。

犀川先生は電話だけの登場だったから寂しかったわ(-。-;)
トリックの方は、まぁ〜随分と大掛かりなことをしたもんだわ。
保呂草は個人的にあまり好きではないからなのか
私の中では未だに顔が出てこない(^◇^;)
脳みその中では、首から下だけが動いてる状態(○ ̄m ̄)
こういうのも珍しいんだけど・・・
“メビウスの帯”が本当にあるなら、入ってみたいなぁ〜

っていうか、最後の保呂草の仰天ぶりが気になる。
萌絵って、何者なの??
紅子さんも知ってるってことだよね?
何?何なの??
萌絵と紅子さんの共通点を最初に言い当てた人って??
o(゚◇゚o)ホエ?
何か、嫌ぁ〜な感じの謎が残って終わったわ
どこかに答えがあるのよね??ね?

★★★★
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六人の超音波科学者/森 博嗣

2017/04/23 19:53

六人の超音波科学者 (講談社文庫)
講談社
森 博嗣

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発売日:2004年11月
サイズ:413p 15cm

土井超音波研究所、山中深くに位置し橋によってのみ
外界と接する、隔絶された場所。
所内で開かれたパーティに紅子と阿漕荘の面々が出席中、
死体が発見される。
爆破予告を警察に送った何者かは橋を爆破、
現場は完全な陸の孤島と化す。
真相究明に乗り出す紅子の怜悧な論理。
美しいロジック溢れる推理長編。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Vシリーズ第7弾

山奥にある土井超音波科学研究所に招待された紅子とれんちゃん。
招待はされてなけど、いつものごとく運転手&つきそいで
保呂草と紫子も同行したのだが、取材で来ていたマスコミ関係者の
撮影の手伝いでパーティーに参加することになった。
ところが科学者のひとりが絞殺死体で発見された。

一方、研究所に通じる唯一の橋が爆破された。
爆破予告受け、捜査に来ていた警官達の目の前で橋は爆破され、
たまたま橋を渡っていた七夏は徒歩で研究所に向かう。
折しも科学者ファラディ殺害事件に出くわした七夏は捜査を開始。
電話が通じないため、保呂草と紫子が車で橋のところまで行き
爆破された橋の向こう側にいる立松に状況を説明する。

これで一安心と思っていたが、研究所内で捜査していた七夏と
紅子、れんちゃんが何者かに閉じ込められる。
ほどなく戻ってきた保呂草に救出された紅子たちだが、
土井博士の首なし死体と一緒に、意識のないれんちゃんが!
犯人の目的とは?


いつものごとく、推理はできないので(^◇^;)
淡々と物語を追いかけていたのですが
れんちゃんのピンチには心臓バクバクしました。
心配する紫子ちゃんは可愛かったし
何よりも、紅子さんが、そのことで激怒したのが
すごぉ〜く嬉しかったというか、カッコよかった(。-_-。)ポッ

事件の謎は、紅子さんがあっさり解いてくれたし
本当に今回は・・・今回も?紅子さんの頭の中で
サラっと解決して解説して終わりました。
そして七夏と林と・・・
なんだかねぇ〜面白いんだか複雑なんだか(^◇^;)

研究所の構造も変わっていて、館モノを読んでる気分だったし
研究所の中に自室があるって、いいなぁ〜と思ってみたり・・・
ただ、何気にほのめかしている事があって
それが説明しないうちに終わっているので
ちょっと消化不良気味だなぁ〜と思っていたら
どうやら、これって続きがあるのですよねぇ〜(^◇^;)
そういうことなら納得です。
さぁ〜次です。


次は・・・ちょっと(# ゚Д゚)ムッカーっとしたけど・・・

★★★★
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川の深さは/福井 晴敏

2017/04/23 19:51

川の深さは (講談社文庫)
講談社
福井 晴敏

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発行年月:2003年08月
サ イ ズ:398P 15cm

「彼女を守る。それがおれの任務だ」
傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。
彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、
少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。
やがて浮かび上がる敵の正体。
風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、
この国の暗部とは。
出版界の話題を独占した必涙の処女作。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初めましての作家さんにして、処女作。

これが処女作ですか??
このレベルの高さは何ですか??
第43回江戸川乱歩賞は逃したものの、選考委員会で
大きな話題になったらしい。そりゃなるっしょ!

調べてみたら、『亡国のイージス』と『終戦のローレライ』を
書いてる人でした。
映画は観てないけど、結構話題になったので
タイトルだけは知っている。

序章では、社会派サスペンス的ニオイがプンプン。
難しいのかなぁ〜と思っていたんだが
主人公の桃山剛の登場で、もしかしてハードボイルドか?
と一瞬不安になる。

お前の図体と面相で、天下を取れる仕事は
ヤクザか警官しかないと言われ、警官になったら
配属されたのが暴力団対策課。なんという運命の皮肉!
それなりの関係を築きながら仕事してきたのだが、
ある事件がきっかけで警察を辞めて警備会社に就職。
グータラ警備員をきめこんで、それでいいと納得していた。
そこに飛び込んできたのが葵と保。
その出会いによって桃山の世界は一変する。

そして物凄い勢いで物語はばく進します。
いつでもどこでも緊張が居座っていて、次の展開が読めなくて
戸惑ってる暇も与えられずに物語に引きずられ、話は大きくなる。
少しずつ見えてくる保の過去。
冷静で冷徹で、鍛え抜かれた肉体と精神。
そのように作られた保は何故、葵を守ることを任務と課したのか。

権力、陰謀、裏切り、策略、報復、理不尽で無情で熱い。
他人事でしかない社会への問題提起と、密度の濃い人間ドラマ。
下手な事を書くと陳腐になってしまいそうで書けないよぉ。

何度も泣きそうになる。
戦闘シーンですら、ウルウルしてしまう。
それは、やっぱり保のハイスペックな力と
やり遂げるという意志の強さ。
先の先を読み、何度も「そういうことかぁ〜」と
感嘆の雄叫びを上げたくなる。

後半の「任務完了」では、涙を堪えるのが大変でした。
最後にどんでん返しが待ってないかと期待したくなる。
そうすると安っぽくなるのはわかっているけど
期待せずにはいられない。
最後の余韻の残し方も最高で、やっぱりウルっとしました。
きっと誰もが自分の中で作り上げた双眸を思い浮かべたでしょう。
最高に感動しました!

タイトルは作中に出てくる心理テストからとってます。
川の深さは・・・
なんて似たような奴らばかりが集まったことか・・・
現時点で、今年読んだ本の中で1番です!

★★★★★
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嫁洗い池/芦原 すなお

2017/04/23 19:49

嫁洗い池 (創元推理文庫)
東京創元社
芦原 すなお

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発行年月:2003年05月
サ イ ズ:315P 15cm

作家のぼくの家にいつも押しかけてくる悪友・河田警部の目的は、
妻の料理と難事件への鋭いヒント。
女子大生失踪、密室殺人、不審な病死…。
料理名人のキッチン・ディテクティブの推理とは?
「ミミズクとオリーブ」の続編。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
二度目ましての作家さん。
初めましてが「ミミズクとオリーブ」
本作も短編集です。
前作同様、軽快で楽しく軽めのミステリって感じです。
八王子郊外の一軒家に住む仲良し夫婦。
庭のオリーブの木にやって来るミミズクに餌付けしてます。
語り手は作家であるカマッテちゃんの「ぼく」
料理上手な奥様と、奥様の知恵を頼って来る友人の河田警部。

そうなんです。
本作のホームズ役は奥様なんです。
安楽椅子探偵となって事件を推理する引きこもりホームズと
使いっパシリで現場検証に行くうっかりワトソンの「ぼく」
ぼくの報告を聞いて奥様が事件の謎を解くのです。

「娘たち」
ぼく宛に差出人の名前のない速達の封書が届いた。
開けてみたら遺髪が入っていた。
短い手紙が添えられていたのだが・・・

一方、河田の同僚の一人娘がいなくなったという。
数日家を空けただけで、警察を頼るわけにもいかず
いなくなる前に、変な電話や封書が届いていたらしいのだが・・・

「まだらの猫」
中堅商社の会長が自宅の離れで殺された。
発見者は、お手伝いさんと、長男だった。
部屋は内側から鍵がかけられていて密室だった。
しかも、吹き矢が首に刺さっていて、矢には毒が塗られ
その毒も、矢も筒も部屋の中にあったというのだが・・・

「九寸五分」
広域暴力団参加にある組の組長が殺された。
犯人は組の事務所の子分で26歳の男。
事件当日に逮捕されたものの、河田は納得がいかず
奥様に相談するのだが・・・

「ホームカミング」
大きな屋敷の67歳の主人が朝のジョギングから戻ってまもなく
心臓発作で倒れ、亡くなった。
しかし、細君が納得していないということで
河田のところに話が来て、河田は奥様の知恵を借りに来たが
奥様は同窓会で京都に行っていて・・・

「シンデレラの花」
建築資材販売会社の先代の社長の葬式の晩に
現社長が行方不明になった。
火葬場近くの施設に近しい人達が泊まっていたのだが
忽然といなくなったというのだが・・・

「嫁洗い池」
男が自殺未遂で病院に運び込まれた。
話を聞いてみると実の弟を殺してしまったから
死のうと思ったのだという。
弟を殺す理由はないが、いつかそういう恐ろしい事を
自分がするのではないかと恐れていたというのだが・・・


どれも読みやすくて、事件よりも奥様の料理の方が
気になったりもしたんだけど、1つだけ後を引くものがあった。
「娘たち」の冒頭に出てくる、差出人の名前のない封書。
短い手紙と中に入っていた遺髪。
ぼくは、最後には送り主がわかるのだけど
その気持ちに気付いたのは奥様でした。

ネタバレになるから、内容には触れられないけど
一緒になる相手の心に別の人がいるとわかっていて
添い遂げられるものなのかなぁ〜
なんか、どっちの気持ちを思っても切ないんだよねぇ〜

アニメの「夏雪ランデブー」を思い出しましたよ。
最後の一瞬で、超純愛になる。
切なすぎて泣けたんだけど、それに似た感情が
湧き上がりましたぁ〜

さて・・・もうすぐ9月も終わり・・・早!
テーマ読みの期限ですね。
次の作品でラストにしようと思ってます。
通勤電車の中でだけの読書だけど、結構面白いので
ギリ間に合うでしょう。
やっぱり読書って楽しいのがいいよねぇ〜(p^_^q)

★★★★
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