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緋迷宮/ミステリー・アンソロジー

2012/04/22 21:13

緋迷宮 (祥伝社文庫)
祥伝社

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女流作家ミステリー・アンソロジー
「突如めぐる、運命の歯車」
あなたの心に眠る、愛、嫉妬、疑惑、殺意・・・
-----------------------------------------
積読本消化月間です。
6年前から積んでおりました(^◇^;)
これも1991年〜2001年の作品が収録されています。

「おたすけぶち」宮部みゆき
十年前、大学生だった兄は仲間と共に事故で死んだ。
けれど兄の遺体だけが発見されていなかった。
誰が運転していたのかを争う裁判がようやく決着して
事故現場に向かった妹は、曼珠沙華で染められたハンカチを購入
そのハンカチは人も寄り付かない山奥の村で染められたという。
そして・・・

読むつもりはなかったんだけどね・・・
6年前は、知らなかったのよね・・・
割としつこい性格だったりするのよね・・・
まさか1作目に出てくるなんてね・・・
アンソロジーだから、しょうがないわよね・・・
初読みなんだけど、面白かったし(-。-;)
途中でなんとなく流れはわかるんだけど
結構ドキドキしてしまった(-_-;)

「カラフル」永井するみ
前職で同僚だった美和に誘われて、千鶴は新しいカーテンの生地を
選びに行った帰り、寸法を計るために彼女の部屋を訪れた。
数日後、彼女は自室で殺されたという。
刑事立ち会いの下、友人の部屋で感じた違和感とは・・・

1作だけ読んでました。
一度ならず二度までもってやつですか・・・
まぁ〜許せないだろうなぁ〜とは思うけど
それはイカンだろう・・・(^◇^;)
切ないというか哀れだなぁ〜(-。-;)
っていうか、前に読んだ作品も女のある意味
怖い部分を集めた短篇集だったと思うのだが・・・

「かもめ」森真沙子
橋の上から餌を投げ与えている男の周りに
何百羽ともつかぬカモメが乱舞している写真
その中に見覚えのある男の横顔が写りこんでいて
心臓が跳ね上がる。その理由とは・・・

これも1作だけ読んでて気に入ってたんだった。
篠田節子さんの「神鳥 イビス」を連想しました。
巧妙な罠とでもいうのかしら・・・執念だわ。
ドーベルマンも怖いけど、カモメも怖いよぉ〜
ホラーテイストのミステリですかねぇ〜

「恋歌」明野照葉
運命の出会いなんて本当にあるとは思ってもみなかった男は
彼女と出会った瞬間に運命の出会いを信じた。
視線が絡み合った途端に彼女の事が手に取るようにわかった。
やがて結婚し、満たされた生活を送っていたのだが
最近、妻の様子がおかしい。
そして、夫の前に若い女が現れて・・・

初読みです。1冊、積んでました(^◇^;)
いやぁ〜なんとコメントしていいのやら・・・
彼女と夫と彼女の友人の目線で話が進みます。
不思議ちゃん全開のお話なんだけど
こういう女性って確かにいるような気がします。
念の力の強い人っていうの?
女郎蜘蛛を連想したわ(^◇^;)

「彼女に流れる静かな時間」新津きよみ
元旦に届いた十六年前の手紙。
それはつくば科学万博を記念して企画されたポストカプセル郵便だった。
差出人は突然行方不明になり捜索願が出されていた友人からだった。
そこには21世紀を迎えた年の彼女の誕生日に会いましょうと
場所が指定されていた。そして……

アンソロジーで短編を読んでました。
ポストカプセル郵便って、あったねぇ〜
あれを無事に受け取って、そこから何かが始まった人が
どれくらいいたのかなぁ〜なんて思ってみたり・・・
女同士の友情にヒビが入る原因が男っていうのは
当たり前過ぎるとはいえ、その時の愚痴を16年経ってから
受け取ってもなぁ〜(^◇^;)
まぁ〜火サス的な結末が待っていたんだけどね

「ピジョン・ブラッド」篠田節子
夫婦もしくは婚約している人限定の公団住宅。
最初は男と住み始めたが、男が去った後も管理がずさんだった為に
追い出されることなく住み続け、その間に男が何人か変わった。
鳩の糞害にイライラしていたのだが、新しい恋人が出来ると
鳩も悪くないと思い始めたのだが、恋人が距離を置きだして・・・

こちらも1作だけ読んでました。
この人の鳥の描写は、どうしてこうもリアルなんだ?
好きなのか?嫌いなのか?( ̄へ ̄|||) ウーム
前に読んだイビスもリアル過ぎたけど、あの時ほど残虐的には
描かれてはいないんだけど、こういう静かな復讐みたいなのは
もっと怖いよぉ〜
奪われた2つをキッチリ返してるあたりが余計に怖いわぁ〜
こういう静かに事が進むのって、怖さが増します!

「葡萄酒の色」服部まゆみ
セレブな男の友人は熊のような風貌の貧乏画家だったりする。
片足を失った猫を拾ったことでアパートを追い出されることになり、
画家は一時期、男の軽井沢の別荘で世話になることになった。
男の兄が知り合いの美人の未亡人を妻に迎えることになったのだが
その未亡人と画家が会っているのを知人に聞いた男は・・・

初読みです。いやぁ〜これはやられた!
何?何?って思ってるうちに事件が起こって
あっさり事故で解決されたことになっていたのに、最後の一言で
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工って感じよ。

「鉄輪」海月ルイ
京都の露地にひっそりとたたずむ祠の奥には
呪詛の霊験を持つという古井戸がある。
呪詛の願掛けの丑の刻参りを7日間続けると願いは必ず叶うという。
子供に恵まれなかったものの幸せに暮らしていた夫婦だったが
夫が他の女に子供を生ませ認知したという話を聞いて・・・

初読みです。
いやぁ〜京都と聞くと、mokko的には妖しい世界の入口。
しかし!怪異よりも恐ろしいのが女でしょ〜
オチは何となく想像できたんだけど、女の怖さは十分に伝わりました。

「船上の悪女」若竹七海
とんでもないイタズラを繰り返して豪華客船の客や従業員を
テンテコ舞いさせている少年が階段から落ちて意識不明に。
父親やばあやは子供の面倒を従業員に押し付けたまま。
ところが少年は睡眠薬を過剰に摂取していたことがわかり・・・

こちらも1作だけ読んでました。
少年の看護をしている従業員の目線と、少年の日記で
物語は進んでいくんだけど、これは予想外の結末でしたぁ〜
っていうか最後のドタバタに心臓バクバクしました
これは面白かったぁ〜(o^o^o)

「一人芝居」小池真理子
人を目の前にすると、オドオドして思った事の半分も口にできない。
だから彼は大好きな刑事ドラマの主人公のようになれたらと妄想する。
時には、鏡に向かって刑事のセリフを真似してみては悦に入っていた。
そんな彼が美貌の人妻に恋してしまい・・・

大昔に何冊か読んだことがあるけど、覚えていない(^◇^;)
それでも読み易いという印象だけはそのままでした。
っていうか、色んな女の側面を暴露したような話が多い中
これも女といえば女なんだろうけど、相当に哀れな男の話でもあって
これはもう笑うしかない。苦笑いっていうの?(^_^;)
やはり妄想は頭の中でやるからこそ楽しめるのであって
それを表に出しちゃったらダメだってば(^◇^;)


ホラーテイストのミステリというかサスペンスでしょうか。
どれも読みやすくていいんだけど、その中でも特に好きなのは
「ピジョン・ブラッド」と「船上の悪女」かな?
徹底的にやる!ってのと、予想外の結末に大満足です。
同シリーズは他に「緋」「蒼」「紫」「紅」「翠」があります。

★★★★
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恩田陸選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003

2012/04/16 22:11



当代を代表する人気作家が、1970年からの30年間に発表された
膨大な数の短編ミステリーのなかから、"お気に入り"をセレクトした、
「謎」シリーズの第3弾。
ミステリー・ブレンダーは読書人、恩田陸。
1972年、1982年、1992年の3年間より、8つの短編を収録。
30年の年月が、作家を、小説を、どう進化させていったのか。
あなたに約束された至福のとき。
ここでしか味わうことのできない濃厚な「謎」の時間をどうぞ。
-------------------------------------------------
1972年、1982年、1992年版に発表された日本推理作家協会の
推理小説年鑑 推理小説代表作選集 53作品の中から
恩田陸さんが8篇を選び集めたスペシャル・ブレンド・ミステリー

「死者の電話」佐野洋 1982年
一人娘を嫁に出した夫婦の夫目線で話は進みます。
半年もすれば孫の顔が見られると楽しみにしていた妻が
電話に出てみると、娘の元婚約者からだった。
しかし彼はアメリカで事故死したはず・・・
娘も葬儀には参列していたし・・・彼は誰?

書き出しからホラーか?と思ったけれど、違いました。
っていうか、二転三転する内容と深まる謎に、
どうなっちゃうんだ?と読んでるほうが不安になる。
結末だけは、割とよく目にする内容だけど
そこに着地させるとは思わなかったぁ〜
短編でこんなに振り回されていいいのか?いいのだ!♪

「一匹や二匹」仁木悦子 1982年
小学生の仲良し男児二人組が、空き地で子猫を2匹拾った。
近所の家を訪ね歩いて、猫を飼ってくれる家を探していて
最後の家を訪ねた時、様子がおかしいと思い中に入ってみると
廊下に血が流れ出しているのが見えた。
恐る恐る上がり込んでみると、ナイフが胸に刺さって人が死んでいた。
しかも逃げ出そうとしている犯人らしき男を
二人は目撃してしまい・・・

殺人事件と猫の飼い主探しが同時進行している。
子供らしく純粋で、明るくて危ういんだけど
なんとも爽やかなミステリ
タイトルの意味は最後に分かります。
そういうことかぁ〜о(ж>▽<)y ☆

「眠れる森の醜女」戸川昌子 1972年
妻に家出され、ずっと探し続けていた夫が、事故に遭った女性が
意識不明のまま、病院で眠り続けているという噂を聞き
訪ねていくと、顔をマスクで覆われた人がベッドで眠っていた。
どうやら探しに来たのは、その男だけではなかったようで
マスクをしているのは、事故でひどい状態になっているかららしい。
あきらかに妻ではないのに、妻だという男の態度に病院側も
夫だと認めてくれたのだが・・・

いやぁ〜なんとも官能的というか、色と欲とサスペンスですかね?
戸川さんのイメージそのままって感じ。

「純情な蠍」天藤真 1982年
上条千吉45歳。すべてに中ぐらいのごく平凡な都民のひとり。
妻とは結婚15年目で、子供は二人。ごく平均的な家庭。
日常も平々凡々な日々だったが、仕事が終わる寸前に1本の電話が掛かる。
同じ頃、自宅にいる妻の元に訪問者が・・・
そして昨日とは違う日々がやってきた。

これも予想外の結末が用意されてましたぁ〜
読みながら心配になるのよ。
大丈夫か?って不安になるのよ。
最後にどんでん返しが待ってたわぁ〜

「奇縁」高橋克彦 1992年
交通事故が縁で深い付き合いをするようになった被害者と加害者。
加害者の男性があまりにも誠意に満ち満ちて
車で2時間かかる距離なのに病院には毎日かかさず訪れ
退院してからも、仕事で近くに来ると山菜を持って訪ねてくれる。
そんな彼にトラブルが持ち上がり、弁護士である被害者は
彼に力を貸すのだが・・・

いやぁ〜色んな「怖い」があるけれど、これも怖〜い!
ちょっとずつ、え?もしかして?っていうのがわかってきて
じわりじわりと増してくる怖さがたまりませんってば。
うあぁ〜って感じよ。ホラーじゃないですよ(^◇^;)

「アメリカ・アイス」馬場信浩 1992年
高校生活の最後に起きた忌まわしい事件について
トビーは刑事の命令で事件のあらましを書かされている。
カリフォルニアの田舎にある有名高校に留学してきた日本人2人。
キヨコが回された事を聞いたノボルは、関与したヤツらに
制裁を加えたのだが、やられた奴らはノボル殺人計画を企てる。
トビーはその計画を聞いていたが、ノボルには教えなかった。
そして・・・

うわぁ〜うわぁ〜怖いよぉ〜
でも面白いよぉ〜
ところどころ予測はつくんだけど、その巧妙さが怖い!
何故にそこまで?と思ったら、そういうことだったのかぁ〜と唸る。
いやぁ〜参りました。

「帰り花」長井彬 1982年
「茶道名宝展」の1日が終わった閉店後のデパート催事物会場で
ボヤ騒ぎがあった。
重要文化財を含めた名品が展示されていたから関係者はうろたえた。
しかし、全人類の宝とも言える茶入れの「初花」がすり替わっていた?
だとしたら犯人はボヤ騒ぎの時に側にいた限られた関係者の中にいる!

骨董を扱った作品は好きだ。
魑魅魍魎が蠢く世界の緊張感がたまらない。
本作に出てくる「初花」も、歴史の中で何度も消えては現れ
名誉の明かしとして、たらいまわしにされた逸品である。
途中、関係者の一人が徹底的に歴史を調べ上げた内容を
歴史上最後の持ち主である人物の物語として語られる。
そこに出てくる「帰り花」
あまり歴史物語は好きじゃないんだけど、これは別。
おかげで、今まで読んだ骨董を扱った物語とは
まるで印象が違ってしまった。真逆と言ってもいい。
あぁ〜こういうのも好きだぁ〜(〃∇〃)

「マッチ箱の人生」阿刀田高 1982年
客が極端に少なかった水曜日のスナック・バー
店じまいしようとしたところに常連客が入ってきた。
男がポケットから出したマッチ箱の中に
吸い殻が1つ入っていたのを見て、ママは男がどこから
この店に寄り、その相手が男であることを言い当てた。
10年ほど前に、似たような事があったという。
その内容とは・・・

安楽椅子探偵ものみたいだけど、結構ひねってあります。
鈍いアタシは最後の方になってようやく
もしかして?と気づいたんだけどね(^◇^;)
だって他の方に気を取られて、深読みし過ぎたんだものぉ〜


読んだことのある作家さんは、仁木さんのみで
他は全て初体験でしたぁ〜
3年間の短編ミステリーの傑作に選ばれた中から
更にピックアップしてるから、全部が面白くて当たり前?

唯一苦手なのは戸川作品かなぁ〜
欲求を押さえつけてるところなんて、スポ根モノを
連想してしまって疲れてしまった。
何が悲しくて本を読んでまで苦しい思いをせにゃならんのだ。
ってことで、ちょっと好みではなかったです(^◇^;)

他は、文章的にも読みやすくて好きだし、どれもが面白かったです。
ミステリって色んなのがあるのねぇ〜

そして何がステキかっていうと、最後の解説には、
恩田陸さんのブックガイドまである。
著者の作品の中でお勧めとか、名作だけでなく
この作品(短編)が気に入ったら、これもお勧め♪っていうのを
載せてくれてるんですよぉ〜(〃∇〃)
めっちゃ読みたくなりました。

この謎シリーズ、他にも出てます。
アタシみたいなミステリ初心者は、こういうところから
好きな作家さんを発掘するのもいいかもぉ〜

★★★★+
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たけまる文庫 怪の巻/我孫子武丸

2012/04/08 21:52

たけまる文庫 怪の巻 (たけまる文庫) (集英社文庫)
集英社
我孫子 武丸

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業界初(?)の「ひとり雑誌」形式で世間を「あ~っ?」と言わせた
話題の短編集「小説たけまる増刊号」が、なんと今度は驚きの
「個人文庫」になって帰ってきた―。
記念すべき第一回配本分はホラー作品を集めた「怪の巻」をお届けします。
猫を異常に恐れる男の話「猫恐怖症」、桜が頭蓋を食い破る「春爛漫」、
小説の通りに起きる惨殺事件の謎「猟奇小説家」など選りすぐりの九編。
…怖いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・怖くないです(○ ̄m ̄)
キモイです。

我孫子武丸月間みたいだけど、あくまでも積読本消化月間です。
この際、積んでる我孫子作品を全部読んでしまおうかと思ったけど
このシリーズ?の「謎の巻」には、速水三兄妹シリーズが含まれてるらしく
さすがにそれは、後にしようと思ってみたり(^◇^;)
とりあえず、ユーモアミステリから離れてホラーにしてみました。

「猫恐怖症」
作品紹介にあるように、猫を異常に怖がる男の話。
視点は仲良し5人組の1人で、この猫を怖がる男に
好感を持っている女子高生なんだけどね
仲間の1人が異常に猫を怖がるから、別の男友達2人が
いたずらをしかけたら・・・

これはまぁ、予想通りでした。

「春爛漫」
結末を紹介記事に載せていいのか?
まぁ〜そういう話。
風呂に入って髪を洗っていたら頭に激痛が走り、出血した。
オデキを潰したらしく、すぐに出血は治まったんだけど
その後、男は会社でいきなり倒れ意識不明に・・・
レントゲンを撮った医師は驚いた。そして・・・

最初の段階で結末はわかったんだけどね
SFチックホラー?
脳みそがモゾ痒くなります(^◇^;)
薬屋で似たような現象が出てたなぁ〜

「芋羊羹」
夫目線と妻目線で描かれている。
この就職難の時代に、キレて仕事をクビになった夫。
今までは合意で堕胎していたが、3度目の妊娠を
喜んでいた妻。
田舎から芋羊羹が送られてきて、夫が食べないから
隣の70過ぎの爺さんにおすそ分けしに行ったのだが・・・

( ̄へ ̄|||) ウーム
食べ物使うのはやめようよ・・・(-。-;)

「再会」
母校で教鞭を執ることになった男が
よりにもよって雨の日に、昔、仲良し3人組と遊んだ
裏山に行こうと思い立ち、よりにもよって頭蓋骨に躓いて
転びそうになる。
マスコミ騒動が落ち着いた頃、白骨死体発見現場に
花を手向けるのが日課となっていたある日、
山を降りたところで女が待っていた・・・

これは有名な日本の怪談を連想したんだけど、違ってました。
これも結末の予想はつきました。(^◇^;)

「青い花嫁」
結婚を来週に控え、フィアンセの買い物に
いささかウンザリしていたある日、新居に電話が掛かってきた。
ボイスチェンジャーを使ったようなイビツな声で
フィアンセを誘拐したと・・・
冗談かと思い、フィアンセの自宅に電話をしてみるも
留守電のまま。
タイミング良く姉から電話が来たので相談するのだが・・・

これは読めなかったぁ〜(^◇^;)
そういうことかぁ〜
後からウアッ(゚O゚;って思う奴ですね。

「嫉妬」
女3人に稼がせて暮らしているヒモ男。
本人はマネージメント業とほざいているのだが
自分の体とイチモツにかなりの自信を持っている。
そんな男が事故に遭い、気付いたらベッドの上で
無数のチューブに繋がれている。
自慢の下半身は隣の部屋で同じ状態になっているらしい。
いつかは元通りに繋がると言われていたのだが・・・

SF&エログロですかね?
個人的に、思い出のコロンを汚された!
股間に振りかけるなぁ〜(((p(>◇<)q)))

「二重生活」
昔の女とスナックで再会し、マンションに誘われて・・・
気付いたら新妻がベッドの上で睨んでいた。
あぁ〜夢だったのかぁ〜と思ったのだが、再び夢の中で
昔の女とリアルな夢の続きを体験する。そして・・・

これも結末の予想は付く。
ミステリは無理だけど、やはりホラーは慣れている?ので
ある程度の予測はつく。
っていうより、アタシの予測が付く話っていうのは
似たような作品を読んでるってことですね。(^◇^;)

「解題」
これまでの7篇の解説です。
どうやら仕掛けがあったようです。
あるジャンルの好きな人は、アタシの拙い説明でも
ピンとくるかも?
アタシは、そのジャンルは疎いので気付きませんでしたけど
ほとんど脱線してるらしいです(○ ̄m ̄)

「患者」
精神科の医師が閉鎖病棟にあるモニター室に呼ばれる。
そこには別の医師が2名来ていて、病室の様子を見せられる。
自分が医者だと思い込んでいる患者と、治療する医師との
やりとりを見ているのだが・・・

色々と苦心してるのは、なんとなくわかる気がします。
で、やはり途中で気付いてしまいます。
そっちかぁ〜って感じで(^◇^;)

「猟奇小説家」
ご主人の留守中に編集者に自宅の場所を聞いたと言って
1人の刑事がやってきた。
矢作潤一が連載している小説と酷似した猟奇事件が
発生しているという。
けれど事件が起こったのは出版された直後で、原稿は
それ以前に入稿しているから、それはありえないと妻は言う。
しかし・・・

これは結構面白かった。
(  ° ▽ ° ;) エッと思うところもあって
最後の方はドキドキしながらも楽しめたんだけど、
最後の方の一言でぶち壊し。
キモイ作品としか言えなくなった。
(ノ_-;)ハア…

短篇集なのでどれも読み易いんだけど
ホラーを期待して読んだのに軽すぎた(^◇^;)
しかも約12年前の出版で、書かれたのは更にその前。
やはりホラーに関しては、評価も厳しくなります(^◇^;)
ほら、基本レベルが小野主上になってますから(○ ̄m ̄)

★★+
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メビウスの殺人/我孫子武丸

2012/04/03 15:30

メビウスの殺人 (講談社文庫)
講談社
我孫子 武丸

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大東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。
犯行は金槌によるメッタうちと絞殺が交互する。
犯人は一人か、あるいは別人か。
現場には常に謎の数字を記したメモが…。
被害者たちを結ぶ“失われた環”を探せ。
ご存知速水三兄妹がつきとめた驚愕の真相とは?
奇想天外な推理の新旗手の長編第三作。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
速水三兄妹シリーズ第3弾

殺人事件が発生。被害者は金槌でメッタ打ちにされていた。
そしてそこには奇妙な数字のメモが残されていた。
その後、今度は老人が絞殺遺体で発見され
そこにも奇妙な数字のメモが残されていた。
金槌と絞殺。交互に続く連続殺人に東京中が震え上がる。

前回、事件とは無関係のところで重傷を負い休職中の木下に変わって
鬼島が恭三の部下として捜査にあたるのだが
被害者の繋がりが全く見えてこない上に
残された「1−2」や「1−3」という数字の意味も不明。

そして犯人らしき人間を逮捕し、自供も得るのだが
証拠不十分で釈放せざるを得なくなり、恭三は捜査を外される。

そんな恭三にヒントを与えたのは、弟の慎二だった。
奇妙な数字の意味は解けてはいなくても
この殺人の法則のようなものに気付いた。
そして、犯人をおびき出すための手を打った。
恭三は休職中のフェニックス木下を運転手に
鬼島と連絡を取りながら独自に捜査を再開する。

一方、犯人は新聞記事を読みながら、殺人が
順調に進行している事を知り、ほくそ笑んでいた。
そして、慎二の仕掛けた罠を目にした犯人は
あろうことか慎二にたどり着いてしまう。

事件を繋ぐミッシング・リンク(失われた環)とは?
数字の意味は?犯人の動機は?


いやぁ〜やられましたぁ〜
でも、前回と同じ意味ではないんです。
今回は本当にハラハラしましたよ。
なんせ恭三目線と犯人目線で話が進んで行くんですから。
しかも、慎二のすぐ近くに犯人がいるのに
慎二が気づいてない!

今回は犯人の動きがわかるもんだからね
ドッキドキのワックワクだったわけですよ。
しかしだ。
最後の最後に(  ° ▽ ° ;) エッと思うのよ。
で、エピローグで、やられたぁ〜と・・・
やられたぁ〜というより、そうきたかって感じ?

ここで思った。
ミステリに関しては、賞味期限があるのでは?と・・・
ちょっと前にも昔の作品を読んで同じような事を思った。
本作も約20年前の作品。
やはり色んな人がこういうのを書きたいと思ったんだろうなぁ〜
期待させておいて、そりゃないよぉ〜と思ってしまった。

でも、何度も言うけど、これは本当に読み易いので
エピローグまでは楽しめるので読んで損はない・・・?
いやミステリ初心者のアタシが、そりゃないよぉ〜って
思っちゃったってことは、ミステリ慣れしてる人は
怒っちゃうのかなぁ〜(-。-;)

それでもこの速水恭三って好きだわぁ〜
クソ生意気なガキに対して、母親の見えないところで
睨みをきかせて泣かせたりする子供っぽいところが
たまらなく好きо(ж>▽<)y ☆
あくまでもそういう性格限定で好き♪
長身なのはいいんだけど、かなりガッシリ体型
更に、30代半ばで頭皮が透けて見えるのはイカン!
いや・・・あくまでも好みの話です(○ ̄m ̄)

★★★+
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0の殺人/我孫子武丸

2012/04/02 22:28

0の殺人 (講談社文庫)
講談社
我孫子 武丸

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物語の冒頭に置かれた<作者からの注意>に、
驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち
4人のリストが公開されている!
この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは
犯人を突きとめられるか?
ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、
異色の傑作長編推理。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
速水三兄妹シリーズ第2弾

藤田カツの喜寿の祝いのために、親戚が集まった。
カツの弟と姪と甥、そしてカツの主治医とお手伝いの沙由理。
その目出度い席で姪が毒殺された。
姪の死の寸前に側にいた甥が疑われるも決定的な証拠がない。

その後、犯人と目されていた甥が死んだ。
しかしその状況は不可解なもので、高いところから墜落したことは
死体の状況でわかるものの、事故でも自殺でも他殺でもありえない。
では、どうやって死んだ?

そして唯一残されたカツの身内である弟までも!
犯人はいったい誰だ??

これ、説明書きにもある通り、冒頭に登場人物の中で
犯人はこの4人の中にいるって書いてあるのよ。
なのにわからない!
この謎も無理!

でもね、甥がどうやって死んだかは、わかっちゃったの。
ただ、推理力がないから、その前後を繋げられない(○ ̄m ̄)
まったくもってダメダメです。

しかもこの作品、事件の前に犯人の独白が出てるのよ。
更に、1989年の2月〜4月にかけて起きた事件を
同年12月に速水警部補が弟と妹に相談するって構成なので
現在と過去を行ったり来たりします。

んで、これはもうお約束というか、速水警部補が
またまたお手伝いの沙由理にメロメロになり
弟と妹に呆れられると・・・
更に木下刑事の運命みたいなものもお約束。
そして推理マニアの弟と妹の推理・・・

妹はどうしても事件をミステリ風にしたくてたまらない。
弟はもう少しまともではあるけれど、
やはりもったいぶった言い方に、兄の速水警部補は
振り回されることになる。
結局、今回は安楽椅子探偵さながら、喫茶店にいながらにして
事件を解決しちゃうんだけどね・・・

ただ!

やられました。
ものの見事にやられました。

そういうことかぁ〜って・・・
で、タイトルの意味がわかる。
全てがわかった時のやられた感が気持ちいい。
面白かったぞこのヤローって感じです。

★★★★
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8の殺人/我孫子武丸

2012/03/26 19:05

8の殺人 (講談社文庫)
講談社
我孫子 武丸

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速水三兄妹シリーズ第1弾
“8の字形の屋敷”ゆえに案出された、不可解極まる連続殺人。
速水警部補と推理マニアの彼の弟&妹の3人組が挑戦するが、
真相は二転三転また逆転??。
鬼才島田荘司氏に“本格ミステリー宣言”を書かしめた、
2人目の大型新人の本格的にして異色、かつ
絶妙のユーモアで味付けした傑作長編推理デビュー作!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
我孫子武丸月間ですね(^◇^;)
前回の人形シリーズの1巻を読んで面白かったので
人形シリーズは全巻揃えたんだけど、やっぱり
面白いと思ったらデビュー作も読みたいでしょ
そしたら、デビュー作もシリーズだったんでね
これも3冊そろえちゃいました。
更に、単品を2冊・・・

ってことで、速水三兄弟シリーズ第一弾&デビュー作
長男で警部補である速水恭三
次男で喫茶店のマスターである慎二
末っ子で長女の一郎(いちお)
なんで、こんな妙な名前を付けたのかは読んでちょうだい。
あれ?絶版だったっけ( ̄▽ ̄;)ゞ
まぁ〜変わり者で頑固な親父のせいです!

デビュー作から、読みやすいとは思わなかった。
上から見ると8の字のように見える蜂須賀建設社長の邸宅。
凝った作りの屋敷を建てるとロクな事がない。

この屋敷には蜂須賀社長夫妻と、長男夫婦と、一人娘。
娘についている手話通訳の女。
そして、長男の秘書と無職でイケメンな次男。
雇い人夫婦とその息子が住んでいる。
ある日、長男がボーガンによって殺された。
ボーガンは雇い人の息子が持っていたが盗まれたと言う。
更に狂気のボーガンは探しても見つからない。

長男が殺される瞬間を娘と通訳の女が目撃していた。
顔は良く見えなかったらしいが、雇い人の息子の
部屋の窓が開いていて、ボーガンを構えている姿が見えたという。
それぞれの部屋はオートロックで、鍵は雇い人の夫が持ったまま
外に飲みに行っていた。
その時間、息子は部屋で眠っていたと言うし
殺された長男に可愛がられていた。
誰もが信じられないというし、息子も殺害を否認している。
しかし、状況を考えると息子しかありえない。

殺された長男の一人娘は、口はきけないが可憐で美しい。
そこにポっ(〃∇〃)となる速水警部補。
警部補も、雇い人の息子が嘘をついているとは思っていない。
ましてや、可憐な彼女が信じている人だから
殺人犯であってはならない。
あぁ〜なんてわかりやすい単細胞(○ ̄m ̄)

これで名推理でも披露してくれれば、感動モノなんだが
3兄妹シリーズっていうくらいだからねぇ〜
やはり推理するのは、弟と妹。
どちらもミステリ好きらしい。
兄貴の話を聞いて、それぞれに犯人がわかったらしい。

二人に知恵を付けられ、部下の木下の怪我を理由に
屋敷に泊まる事になったのだが、犯人として
目星をつけていた人が殺されてしまう。
またもボーガンで・・・しかも密室で・・・

ってことで、兄妹が兄貴の関係者ってことで
強引に屋敷に入れてもらうことになるのだが・・・
果たして犯人は誰だ?
兄貴の恋の行方は?

いやぁ〜犯人探しは最初から諦めてます。
まさにこの謎無理!です(^◇^;)

問題は、謎解きですよぉ〜
推理マニアの兄妹ってのがマズイ。
密室講義なるものをぶちかましてしまうのよ
有名な作家の作品やら探偵やらの話を持ち出して
応接室で講義しちゃうんだよ
ありえん!
兄貴じゃないけど、そんな講義はいいから
早く犯人教えろぉ〜(((p(>◇<)q)))って感じ(○ ̄m ̄)

次男は、クールなようでいて、すっとぼけてるし
妹は好奇心むき出しで、何にでも首突っ込みたがるし・・・
まぁ〜キャラの紹介だと思えば、それはそれでいいんだけどね。
なんか、この講義と次男のキャラのせいで
盛り上がっていた推理熱が冷めてしまったのよ
( ̄O ̄;アッ!推理はできませんけどね
できないなりに考えますから(○ ̄m ̄)

しかも探偵と犯人の最後のやり取りは何だろう・・・
その辺りでは、アタシもかなり冷めてました(^◇^;)
コメディータッチの仕上がりってとこでしょうか?
普通なら、これを読んだ時点でシリーズを読むのは
やめてるところなんだけど、どうやら次の作品が傑作らしいので、
続けて読みましょ♪
っていうか、3冊揃えてるし(○ ̄m ̄)

★★★
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人形はライブハウスで推理する/我孫子武丸

2012/03/13 22:36

人形はライブハウスで推理する (講談社文庫)
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鞠小路鞠夫?
私、妹尾睦月の思い人、腹話術師の朝永嘉夫さんが操る
人形の名前です。
でも「彼」が、実は名探偵!
今回も私の弟・葉月に嫌疑がかかった殺人事件を
鮮やかに解決してくれた世界唯一の人形名探偵なのです。
本格テイストが横溢する短編6本を収録した
青春ユーモア・ミステリーシリーズ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
人形探偵シリーズ最終巻?

今回は原点に戻って?連作短編集です。

●人形はライブハウスで推理する(表題作)
オムツのリードで、なんとか恋人に昇格した二人の関係。
そんなオムツのところに親父とケンカしたと言って
弟の葉月がやってくる。
朝永さんとのデートにまでちゃっかり付いてきて
邪魔されちゃたまらないってことで、
葉月を追いやったまではよかったのだけど
無事に家に帰ったら、警察から電話が来て
葉月が殺人容疑で事情聴取を受けていると・・・

もちろん、今回も鞠夫の出番となるのだけど
鞠夫を表面に出しちゃうと、朝永さんと鞠夫の関係を
葉月に知られてしまう。
さて、どうする朝永さん!

●ママは空に消える
オムツの勤める幼稚園の生徒:瑠奈ちゃん。
いつもはお母さんが迎えに来てくれるのに
今日に限ってお父さんが迎えに来た。
「ママはお空の上のおばちゃんのところに行ったの」
そう呟く瑠奈ちゃん。
お母さんは風邪を引いていると言って、お父さんが
迎えに来る日が続き、瑠奈ちゃんも幼稚園を休んだ。
ママ友たちの話によると、お母さんは顔にアザを
作っていた事が何度かあったとか・・・
もしかして瑠奈ちゃんのお母さんは・・・?

●ゲーム好きの死体
バレンタインデーにチョコと手編みのセーターを
渡そうと朝永さんの家に向かったオムツ。
ところがカレの部屋には可愛らしい女子高生が二人いた。
朝永さんのファンだという。
面白くないオムツは、そのまま引き返してしまうのだが
女子高生の1人の兄が殺されて事情を聞かれていると
片桐警部から電話があって、彼女のアリバイ証明のために
二人は警察に向かう。
彼女の兄は今流行のゲームをやっている最中に殺されたらしい。
犯人は誰だ?

●人形は楽屋で推理する
幼稚園の園児カイ君にオモチャの指輪を渡され
プロポーズされたオムツ。
なんとかその場は誤魔化してみせたものの
GWに幼稚園で人形劇を見ることになり
朝永さんも合間に出演するということで
父兄と友に会場に向かったのだが、朝永さんとオムツが
恋人同士だということを園の先生が話してしまった。
人形劇の幕間で、園児の世話をしていたら
カイ君がいなくなっていることに気付いたオムツ。
どこを探してもいない。
入り口には係りの人がいるし、そこを通らないと
外には出られないはず。ではカイ君は何処へ?

●腹話術志願
朝永さんのアパートに弟子入りしたいと
男が荷物を持って強引に泊り込むことになった。
ちゃっかり地方公演にまで付き人のように一緒に
付いて行った彼を憎らしく思っていたオムツだったが
帰って来る日に彼がコンビニ強盗殺人の嫌疑を掛けられた。
気の利かない憎らしい奴だけど、殺人を犯すような
人ではないけれど、彼はそのコンビニで以前バイトしていて
殺された店長を殺してやるとボヤイタことがあったらしい。
しかも彼は100万もの大金を持っていた・・・

●夏の記憶
オムツが小学校から中学まで一番中の良かった友達。
その友達の事が未だに忘れられないでいる。
ささいな事でケンカしたものの、彼女が親の事情で
転校する事になり、仲直りできたはずだったのに
出した手紙はあて先不明で戻ってきた。
彼女に嘘を付かれたと思ったまま大人になったオムツ
その本当の理由を鞠夫が解決してくれる。


鞠夫の人格が消えてしまうんじゃないかと
ちょっと思ったりして、ビクビクしてたけど
大丈夫だったので安心しました(^◇^;)

二人の関係を進めるためにはオムツがリードするしかない。
けれど、ここぞという時に朝永さんは大切な一言を話す
しかし、間が悪すぎる!
あぁ〜朝永さん・・・女心がわかっていない(/□≦、)
っていうか、我孫子氏は何故に女性の心のヒダを
そんなに詳しくわかっているんだ?
そこが不思議だ(-。-;)

ミステリそっちのけで、二人の関係の方に
スポットが当たりがちだが、軽めだけどミステリはある。
軽いのに推理できないmokkoの脳みそも軽すぎる(-。-;)
ピュアな二人の幸せは続くんだろうなぁ〜と思わせてくれて
終わらせ方も実に爽やか♪
いやぁ〜楽しいシリーズでした。

そして、おりしも腹話術師「いっこく堂」さんのデビュー20周年
いっこく堂さんがテレビで言っていた、本にも載っているという
「まみむめも、ぱぴぷぺぽ、バビブベボ等は
両唇音と言って、腹話術では避けるのが普通」ということを
朝永さんが言っていた。
いっこく堂さんは、それを練習することから始めたそうだ。
すごいですねぇ〜

そして、なんと巻末には、我孫子氏といっこく堂さんの
対談が載っていたんですよぉ〜
ちょうど、この本を書いているときに、いっこく堂さんが
有名になった時と重なったらしい。
そんな本を、デビュー20周年の年に読むなんて
なんか嬉しいわぁ〜о(ж>▽<)y ☆

★★★
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