美青年アルマンの遍歴





天使の顔と心を持ち、歩んだ暗黒の道。
悪魔メムノックとともに天国と地獄を巡ったレスタトが
持ち帰ったヴェロニカのベール―
そこに焼きつけられたキリストの顔に打たれたアルマンは、
殉教者として自らを滅ぼそうとした。
しかし奇跡的に生還した彼は、デイヴィッド・タルボットの
要請に従い、これまでの生涯を語り始める。

十七歳のとき、故郷キエフの地で奴隷商人に捕らえられ、
数奇な運命によりヴェネツィアでヴァンパイアになったこと、
パリの「カヴン」のリーダーとして闇の世界に君臨したこと、
そして、レスタトとの出会いから現在に至る彷徨の人生について…。
天使と見まがうアルマンの破滅と再生の物語を通して、
壮大な「ヴァンパイア・クロニクルズ」の新たなる展開が始まる。
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ヴァンパイアクロニクルズ第6弾。

前作「悪魔メムノック」で、アルマンは死んだ?
と思っていたけど生きていてくれてよかったぁ~
前作が宗教色が強くて読みにくい部分もあったけど
今回は別の意味で宗教的な話が出てきます。
そして耽美です。

映画では、美しい青年ヴァンパイアとしてのアルマンが
かなり印象に残っていて、シリーズを読んでいても
アルマン=アントニオ・バンデラスだったんだけどね
この小説で、実は全く違うことが判明!
だって濃い褐色の目、鳶色の髪をした少年ヴァンパイアですよ。
17歳でヴァンパイアになったんですから!

ロシアで天才的なイコン描きと称えられたアルマンが、
捕らえられ、奴隷として売られたのは全盛期の「ヴェネツィア」
そんな彼を救ったのが高名な画家のマリウスだった。
アルマンは他の少年たちと共に生活し、学問と芸術を習うことになる。
しかしマリウスこそ1500年の歳を経た強力なヴァンパイアだった。

美しい芸術と信仰と闇。
瀕死の重傷を負ったことでアルマンは闇へと歩みだす。
一番幸せだったであろうヴェネツィアでの生活。
けれどローマのヴァンパイア軍団がマリウスの屋敷を襲撃。
アルマンは捕らえられサンチーノと共にパリのカブンで生活をするが
後にカブンのリーダーとなる。
そして300年後にレスタトと出会ったことで
再びアルマンの世界が変わる。

アルマンのミステリアスで、いつも陰を背負っている雰囲気も
波乱過ぎる人生を考えれば納得できます。
そして、やはり影響を与えているのは我らがヤンチャ王子レスタト!
人間としてのアルマンの生活も貴重だけど
ヴァンパイアになってからもカレはいつも苦悩している。
これは内容濃いです。

しかしなぁ~
このタイトル、何でこうなったの?
普通にヴァンパイア アルマンでよかったと思うんだけど・・・

★★★★★

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