グリーン・レクイエム/緑幻想 /新井 素子
グリーン・レクイエム/緑幻想 (創元SF文庫) - 新井 素子
子供の頃の記憶。まよいこんだ夕刻の山道。
ピアノの音を頼りに辿りついた草原の先には古びた洋館と
温室があり、そこで彼は“緑色の髪をした少女”に出会った―。
彼は長じて植物学者への道を歩み始めた。
そして彼女との再会は、彼らを思いもよらない悲劇へと導く。
著者の初期代表作にして星雲賞を受賞した「グリーン・レクイエム」と
続編「緑幻想」を併せ、初の一巻本として贈る。
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グリーンレクイエム
随分昔に、漫画を借りて読んで、すごい衝撃を受けたて
それからハードカバーで読んで・・・
考えてみたら、何度も目の前に登場しているのですよ。
続編が出た時は興奮しました。
それも最初は漫画だった気がするんだけど・・・
記憶が曖昧です(^◇^;)
それからハードカバーで読んで・・・
考えてみたら、何度も目の前に登場しているのですよ。
続編が出た時は興奮しました。
それも最初は漫画だった気がするんだけど・・・
記憶が曖昧です(^◇^;)
植物学者の松崎の助手をしている嶋村信彦は、
長い髪の女性・三沢明日香に恋心を抱くようになる。
だが、彼女の本当の髪の色は緑色だった。
長い髪の女性・三沢明日香に恋心を抱くようになる。
だが、彼女の本当の髪の色は緑色だった。
それを知った松崎は、彼女が長年捜し求めていた
「緑色の髪の人間」である事に気付き、研究材料として
施設に監禁してしまう。
「緑色の髪の人間」である事に気付き、研究材料として
施設に監禁してしまう。
激怒した信彦は明日香を連れて逃げ出すのだが
明日香の体には、重大な秘密が隠されていた。
彼らは髪の中に含まれた葉緑体による光合成によって、
生命活動が可能で、動物のような他者を捕食して
生命活動を維持する。
また、彼らと接触した植物は自らの意思を持つようになり、
動物に対して自己防衛本能を発揮するようになる。
生命活動が可能で、動物のような他者を捕食して
生命活動を維持する。
また、彼らと接触した植物は自らの意思を持つようになり、
動物に対して自己防衛本能を発揮するようになる。
逃げだす二人を守るように、森が追跡者を妨害する為に
自ら動いて道を塞ぐような描写にゾクゾクしました。
緑幻想
続編の『緑幻想』では、明日香の身に起こった悲劇の後に
遺された人々が、彼女からの最後のメッセージを
受け取るために屋久島に集まるまでの物語を、
前作に関与しなかった第三者である植物学の研究者
箕面夏海の視点を中心として描いている。
遺された人々が、彼女からの最後のメッセージを
受け取るために屋久島に集まるまでの物語を、
前作に関与しなかった第三者である植物学の研究者
箕面夏海の視点を中心として描いている。
これも漫画だった気がするんだけど、モチロン小説も
読んでいるんだけど、最初に屋久島を知ったのは
この緑幻想でした。
大樹に埋め込まれたような人の姿が美しいと思いました。
何度も読んでいるはずなのに、やはりうろ覚えですね(^◇^;)
読んでいるんだけど、最初に屋久島を知ったのは
この緑幻想でした。
大樹に埋め込まれたような人の姿が美しいと思いました。
何度も読んでいるはずなのに、やはりうろ覚えですね(^◇^;)
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